結婚相談所のお見合いは、男性から女性へ申し込むまたは女性が男性に申し込みから始まりますが、お見合いまではスムーズなのに何故か次に進むことが出来ない。
これは男性女性関わらず起きることですが、今回は男性に向けてお話ししたいと思います。
分かってるよ!と思うかもしれませんが、振り返りを兼ねて読んでいただきたいです。

婚活から見事幸せな結婚を実現させた貴重な実話も盛り込んだカウンセラーからのお届けです。


1.お見合いまでにするべきこと

お見合いが決まりただ当日を迎えればいいというわけではなく、あなたにはやることがあります。
身だしなみ、当日の服装など当たり前のことですが、ここで詳しく話ししたいと思います。

①自分のプロフィールと女性のプロフィールを見返す

お見合いが成立する前にお相手のプロフィールは読んでいますが、自分のプロフィールを見返すことはありますか?
意外と結婚相談所へ入会した時に作ったプロフィールを確認して以降、見ていないなんて方も多いのではないでしょうか。
意外と読み返すことがないと思いますが、プロフィールは必要なアイテムのひとつ。
時々内容が変わっている方がいてお見合いで話していて違うと分かる場合もあるので、変更する点がある場合はカウンセラーへ早めに伝え修正してもらってくださいね。

お見合いでは会話をすることが大前提なので、お相手のプロフィールも見返しておかなければ話になりません!
掛け持ちする方もいますしお相手のプロフィールを間違えて話すなんてことがないように、事前の確認とお会いする前にプロフィールを確認しておきましょう。
そして、当日話す会話のシミュレーションもお忘れなく。

≪私の体験≫
私はお見合いの時に沈黙になってしまうのが嫌なので、プロフィールを直前まで見ました。とあるお見合いでお相手が私のプロフィールを全く見ていないのか『今日ここへ行くように言われた、何でも聞いて』と言われて驚きました。
沈黙になる時間が多いほど女性は合わないと判断しお断りを決めることもあるので、緊張しても話が出来るようにプロフィールを確認しておきましょう。

②身だしなみ、当日の服装チェック

清潔感のある男性は、女性から好感が持てるということは、日頃からのケアが大切ということ!
お肌のケア、髪のケアなど男性もこれからは『美肌ケア』が必須!
お見合い当日に髪がボサボサ、髭の剃り忘れは清潔感がなく、これではお断り一直線!
長髪より短髪の方が好感も持てますし、お見合い前には整えておくことをオススメします。

今は男性用の美容液など多くなり、お肌のケアを気にする方も増えてきました。
髭が濃い方は剃る回数も多くカミソリ負けで肌が荒れてしまう人もいるので、お肌のケアは大事です。
今まではマスク生活でしたが最近は外す方も増えてきたので、日頃からお肌をケアしてお見合いに備えましょう。

そして、太り気味の方はダイエットも必要!
体重が90キロ以上あるとだらしない、不健康に見えてしまうなどお見合いへなかなか進むことが出来ません。
結婚相談所に入会したから結婚出来るのではなく、自ら動き努力することが大切です。
食生活を変えるなどダイエットに取り組み、美肌ケアと合わせて行っていきましょう!

もうひとつ清潔感のために気を付けてほしいのが、『におい』です。
タバコを吸う方は気づかないかもしれませんが服や中には手に染み付き、また香水を付け過ぎると香りが強く感じる方もいらっしゃいます。
そして部屋干しする方も多いと思いますが、生乾きのにおいは気になるもの。
香水、生乾きや柔軟剤の香りが強いなど自分のにおいに気づきにくく、他人が指摘することも難しい。
こちらも身だしなみのひとつなので、日頃から気に掛けると良いでしょう。
そして、お見合い前に必ず服装と靴のチェックも忘れずに。

≪私の体験≫
私はお昼をサラダとおにぎりにしてゆるくダイエットを始め、身だしなみにはかなり気を使いました!結婚したいからこそ、自分が変わらなければと思ったからです。
夫は結婚相談所に入会する際にタバコをやめ髭の脱毛も始めたことを仮交際後初めてのデートで聞き驚きましたが、その時の伝え方がとても可愛くて忘れられません。

③鏡を毎日見る

男性は髭剃りをするので鏡を毎日見ると思いますが、自分の表情をチェックするためにも鏡を見るようにしましょう。
口角が下がっていると暗い印象にもなるので、鏡を見て上げる訓練にもなります。
日頃から鏡を見るようにしておくと自然と笑顔が作れるようになってくるので、お見合いの時も笑顔でと思えるはず!
お見合い直前も必ず鏡を見て一呼吸、そして笑顔を!

④お見合いをする場所の把握、カウンセラーのアドバイスをもらおう

お見合いする場所はホテルのラウンジやカフェなどですが、初めて行く場所などは特に事前に把握しておかなければなりません。
当日で大丈夫なんて思っていたら電車やバスがなかった、電車が遅れたなんてことにならないように必ず確認してください。
会場には15分前には着いてトイレで身だしなみのチェックが出来るよう、時間に余裕を持って向かいましょう。

また会話に不安がある、服装はこれで良いかなど心配な時はカウンセラーに相談をしてください。
カウンセラーはあなたに寄り添ってサポートしてくれるので、小さいことでも不安を解消して当日を迎えましょう。

2.お見合いは、男性のエスコートで運命が決まる

遂に、お見合い当日です。
服装、会場、時間、プロフィールなど準備OK、お見合いへ遅れずに出発しましょう。
家を出る時から、もうお見合いは始まっていると思ってください。
もしかしたら、お相手と電車やバスが一緒になる可能性もありますし、店員さんと話している姿を見ているかもしれません。
横柄な態度を取っているところを見た瞬間、お断りを決めている可能性があります。

重要なのは、『女性へのエスコート』です。
男性が率先してエスコートしてくれると緊張している女性も安心できますし、好感度UPに繋がります。
長く婚活しいろんな方を見てきた私からすると、ぜひとも男性には頑張ってほしい!
男性が遅刻、席を取って待つことが多かったので、そんなことがないようにエスコートはとても重要です。
婚活は会った瞬間から感情の査定が始まっているので、ゼロから始まった感情もエスコート次第でプラスにもマイナスにもなるのでひとつひとつが勝負!!

・待ち合わせは遅れずに、15分前行動は鉄則

・必ずトイレへ行き、身だしなみの再チェックを済ませる

・席の予約があっても、確認を忘れずに

・気持ちよく挨拶しよう

・席に着き軽く挨拶をした後は、女性にメニュー表を見せて飲み物を勧めましょう

・店員さんを呼ぶ時は、丁寧に

・飲み物は女性から先に注文、届いた時はどうぞと進めましょう

・常に笑顔で答える気持ちでいよう

上記は気を付けてほしいことをまとめてみましたが、『会ってくれてありがとう』の気持ちを忘れずに。

≪私の体験≫
時間ギリギリや遅刻だと身だしなみを直す時間もないので、最初が肝心だと思います。待たされるというのは良い気分ではありませんし、遅れた時は『遅れてすみません』と伝えましょう。
夫は私より早く着いて席のチェック、外で待ってくれるなど好印象でした。

3.会話もエスコートしよう

挨拶や飲み物の注文が終わり、限られた時間の中でどんな会話をしてエスコートするかです。
お互い緊張しているので、アイスブレイク(緊張して固まった氷を溶かす)を交えながら徐々に話を進めていきましょう。

お相手のプロフィールを読んでおけば趣味や仕事など分かっているはずなので、話を振りやすいですよね?
緊張してなかなか話を振れないと思うならば『実は人見知りで、とても緊張しています』など伝えるだけで、女性も理解して話題を出してくれるかもしれません。

・『ありがとう』

・『さすがですね』

・『すごいですね』

・『ステキですね』

・『良いですね』

相槌や共感する言葉を交えながら話すとお互いが話しやすくなり、少しずつ和んできます。
会話はキャッチボールなので、『そうですか』と答えてしまうと話が終わってしまうように捉えかねないので避けたい言葉です。

それでは、良い例と悪い例の会話を見てみましょう。

男性(A)「Dさんの趣味は旅行と書いてありましたが、最近はどこかへ行かれましたか?」

女性(D)「ほうとうが食べたくて、友人と山梨へドライブに行ってきました。紅葉も少し始まっていたので、美味しいものを食べてとても楽しかったです。」

(A)「良いですね!これから紅葉がキレイに観られる時期ですし、美味しいものを食べながらのドライブも楽しそうです。僕も行ってみたくなりました。」

(D)「〇〇というお店が美味しかったので、オススメです。Aさんの趣味は映画と書かれていましたが、どんな作品を観ますか?」

上記の会話だと言葉のキャッチボールが出来ていて、お互いが話題を振りやすく感じませんか?
下記は、悪い例になります。

女性(D)「Aさんは旅行が趣味と書いてありましたが、印象に残った場所はありますか?」

男性(A)「あまり旅行へ行かないので、近場(地元)で済ませます。」

(D)「近場ですか。私も旅行が好きなので、先日友人と浜松へ餃子を食べつつドライブへ行ってきました。」

(A)「そうですか。」

質問されたことに答えてはいますが、自分の話だけして女性に質問もしていません。
女性は話を繋げようと自分のことを話しましたが、Aさんは全く触れず会話が終わってしまいました。
これでは話も続かず途切れてしまい、女性は困ってしまいます。

実はこの悪い例は私がお見合いで体験したことで最初から最後まで質問はなく、旅行は書いた方が良いと言われたそうで終わるまでこの形で、避けたいお金の話も出ました。
話をすぐ切らず、良い例のように女性が話したことに対し少し膨らませながら進めていくと良いでしょう。
お見合いでは避けたい話題は、いくつかあります。

・名前や連絡先、会社など個人情報を聞こうとする

・今までの交際経験

・婚活状況

・愚痴や悪口

・お金の話

・自慢話(仕事の立場、家柄等)

お金、名家だからなど家柄の話題など出し過ぎると自慢話に聞こえてきて、女性はうんざりしてしまいます。
またお見合いで仕事の話をする際は、あなたがどんな仕事をしているのかシンプルな答えを聞きたいので簡潔に伝えましょう。
あなたは自慢と思ってなくても、女性は自慢していると思っています。
他にもまだありますがお見合いはお互いを知る時間なので、お相手が不快にならないように心掛けましょう。

注意してほしいのは、何度も時計や携帯を見て時間を気にすること。
時間は気になりますが、何度も見ていると『興味がない』と思われるので気を付けてください。
1時間は長いようで短いので、有意義な時間になるようにお話ししてみてくださいね。

≪私の体験≫
私はお見合いで会社を聞き出そうとする方がいてとても嫌でしたし、不快なことを言われたこともありました。夫とのお見合いは趣味の話で盛り上がり1時間があっという間で、終始笑顔で話す姿はとても印象に残っています。

4.お見合い終了時は、スマートに

お見合いが終盤に差し掛かり、そろそろ時間です。
話が途切れた時や飲み物が終わった頃が1時間程度になるかと思うので「話が楽しくて時間を忘れそうですが、そろそろいきましょう」など言葉を掛けましょう。
もっと話したい、また会いたいなど次に繋げるためにも、ここではスマートに。

お会計は地域や結婚相談所によって違いますが、男性がお支払いする形が多いです。
伝票を持ち、冬ならばコートや上着などはここで着ないでお会計へ進みましょう。
会計時の姿を女性が見ているので、店員さんとの接し方には注意してください。

お会計が終わった後は、女性へ「今日はお時間を作ってくれて、ありがとうございました」と会ってくれたお礼を伝えましょう。
次も会いたいと思うならば「今日は楽しかったです。またお会いしたいです」など、一言付け加えてみてください。
ただし、次会う気持ちもないのに「またお会いしましょう」など伝えてしまうと、お相手に期待を持たせてしまうので注意しましょう。

解散する際はお店の前、ホテルならばロビー、同じ方向なら駅までなどパターンはいろいろありますが、「帰りは大丈夫ですか?」など声掛けをすると良いでしょう。
女性もトイレや疲れもあるので「ここで」と言われたら、そこでお見送りしてください。
同じ方向でも女性は一人になりたいと思う方もいますし、お断りを決めていると一緒に駅まで行きたくない、お見合いを掛け持ちしている方もいるので「無理に送ります」と伝えず女性の出方を見てくださいね。

≪私の体験≫
私は、ロビーでお礼を伝えて解散する形にしました。改札まで一緒に歩いたことがありますが、緊張から解放されたい気持ちがあったからかもしれません。
夫はプチギフトをプレゼントしてくれた上に「また会いたいです」と笑顔で言われた時はとても嬉しく、私も「また会いたいです」と言いました。

5.まとめ

いかがだったでしょうか?
事前準備はもちろんのこと、出発から帰宅して返事をするまでがお見合いです。
婚活はお相手と会うだけではなく自分の身だしなみやケア、そして自分の振り返りも大切です。
『結婚したい』そう思って結婚相談所へ入会したのですから、あなたも変わらなければ何も進みません
不安や心配なことがある時は、カウンセラーへ相談して一緒に進んでいきましょう。

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