お見合いから仮交際へ進み次は結婚観について話をしなければいけないのですが、なかなか聞きにくいと思います。
それも、仮交際は3~4回お会いして真剣交際へ進むかどうかを決めるなんて…と思うのが普通です。
婚活から見事幸せな結婚を実現させた貴重な実話も盛り込んだカウンセラーからのお届けです。
デートを楽しむ時間と結婚観を話し合う時間を作りながら相手を知っていくことがおすすめ!体験談を交えながらお話ししていきますね。
目次
1.仮交際と真剣交際の違い
結婚相談所の仮交際はお見合いで『また会いたいな』と思った時に進むもので、いわばお相手との相性を知るためのお試し期間です。
友達以上恋人未満の関係なので、仮交際とは言うもののお付き合いはしておらずお互いを知るための期間と思ってください。
仮交際中は複数人と同時交際が出来るので、お相手を大事にしながらデートを楽しみ、結婚観を話す時間を作っていきましょう。
この人と結婚前提と決めた次は、真剣交際へ進みます。
仮交際とは違いお見合いや同時交際は出来ないので、ひとりのお相手と向き合いデートや食事を重ねながら結婚へ向けて、一緒に過ごす時間を長く作りましょう。
『恋人』の関係へ変わるので、軽いスキンシップを交えながら結婚観を話し合い成婚退会に向けて意思確認をしていきます。
2.お互いの価値観=結婚観を知っておこう!
仮交際についてお話ししましたが、お見合いでお互いがまた会いたいと思って次のステップへ進み、緊張しながらファーストコールでデートの予定を立てます。
お茶や食事など二人の住まいや距離で違いはありますが、仮交際になったら必ず一度は会わなければなりません。
初デートは、お見合いから余り間が空かない方が良いと思います。
いいなと思って仮交際へ進んだので、二人の気持ちが高まっている時にお会いした方が話しやすいです。
カウンセラーから結婚観を話し合うように言われますが、初デートでするの?と思うかもしれません。
そもそも結婚観って何なの?と思うのですが、結婚・結婚後の住まいや仕事、家事や育児など、結婚後にどういった家庭を築きたいかなど生活していく上での価値観のこと。
一般的な価値観も大事なことですが、結婚についての価値観が合わなければ交際どころか一緒に生活するなんて無理。
だからといって、初デートで聞くのも難しい。
恋愛の出会いと違い結婚相談所は結婚するためにお見合い、仮交際、真剣交際と順番に進む為、感情より理性が先に働くはず。
ですが、私は初回のデートで聞くよりもまず一緒に過ごせるか?から始めても良いと思うのです。
お見合いより距離が少し近くなって、仕草や雰囲気、一緒に過ごして楽しいかを自分が味わってみて大丈夫と思った時に話した方が触れやすいのではないでしょうか。
条件も大事ですが、誰しも相手に求める理想があるように食べ方や話し方など譲れないところがあるので、会って一緒に過ごせば身を持って感じ自然と結婚観ついて話しやすいかなと思います。
結婚観を重視して判断するのも良いかもしれませんが、一緒に過ごせるかはとても重要です。
本当に稀ですが結婚の意思がない方も中にはいるので、いつまでに結婚したいかなど早めに触れておくことをオススメします。
≪私の体験≫
初デートで一緒に過ごせるかを重視していましたが、結婚観に触れる前に過ごせないかもと思うこともありました。結婚したいと思わないと言った方がいて、親に言われてという方もいるのかなと。
お見合いも毎週あり結婚相手になるかを重視し過ぎていたかもしれませんが、合わないかもと感じたのに無理して仮交際を続けなくて良かったと今は思います。
3.結婚観を確認するタイミングは?
仮交際、真剣交際に関係なく結婚観は必ず話をしなければいけませんが、状況とタイミングが大事!
お互いの距離感が近くない状態で結婚観を聞いてしまうと、『このタイミングで聞く?』『合わない気がする』など思ってしまうかもしれません。
男性は仮交際になると嬉しくて早く進もうとする傾向がありますが、女性は逆に警戒心を持ち感情のエンジンが掛かるまで時間を要す方もいます。
ということは、お見合いも同じで温度差がある状態でどちらかが突っ走ってしまうと、不成立や交際終了になる可能性が潜んでいるので気を付けましょう。
①テーマを決めてデートをしよう
結婚相談所の仮交際は3回のデートで真剣交際へ進むか考えるという規定がありますが、たった3回で決めるのはとても難しい。
規定ではありますが、カウンセラーと相談してデートの回数を増やすことが出来るのでご安心を!デートを楽しむことも大切ですが、テーマを決めて会うことをオススメしたいのです。
初デートはお互いが緊張して迷いながら始まるので、まずはフルネームで挨拶からスタート。
お見合いより少し踏み込んで、一緒に過ごせるか?また会いたい?一緒にいて楽しいか?を考えながら話をしてみましょう。
お相手と少し距離が縮まった気がすると感じた時は、また会いたいと伝えるのも効果的!
女性からまた会いたいと言われると男性も嬉しいので、待つのではなく自分から伝えましょう。
2回目は初デートより少し長く過ごしてほしいので、食事や散策などお互いの距離を縮められる時間にしてください。
デートを楽しめなければ次に進むのも難しいですし、もしお相手が好意を持ってくれているようなら少し結婚観について触れるのも良いかもしれません。
真剣交際へ進むか頭の片隅に入れながら、デートを楽しみましょう。
3回目のデートはお互いの距離が縮まってきている頃なので、2回目より長く遠出などしながら結婚観について触れてみましょう。
真剣交際へ進むか決める時なので、とても重要なデートになります。
この人と手を繋げるかな?など考えながらデートするとイメージも沸くので、判断材料のひとつ。
車で出掛ける際は安全運転してくれるか、運転が荒いなど分かるので、運転する際は人を乗せているということを忘れずに気を付けてくださいね。
そして、デートをした後は必ずカウンセラーへの報告を忘れずに!
お相手のカウンセラーへ好意があるかなど確認やアドバイスなどしてくれるので、デートをしたら『報連相』を必ずしましょう。
②僕と、私と…を出さないように、結婚観を聞いてみよう
結婚観を聞く時は、自分を出さないように気を付けて話をしましょう。
まだ距離が縮まっていない段階で「僕と結婚したら〇〇」という聞き方をしてしまうと、自分との結婚を強く主張しているように聞こえてしまいます。
そうすると女性は『重い』『早い』と感じフェイドアウトしてしまう可能性もあるので、「〇〇さんは、将来結婚した時はお仕事をどうされますか?」などお相手が結婚についてどう考えているか聞く形でお話ししましょう。
距離が縮まれば自分の考えを交えながら話すと伝わりやすいので、お互いの距離感はとても大事です!
≪私の体験≫
車の運転は素が出るので、仮交際をやめるきっかけになった人や結婚観を初回で出された時は早いと思いました。
夫との初デートは一緒に過ごす時間が楽しくて、また会いたい気持ちが強かった私は休みの合う日が誕生日だと伝えデートの仮約束。やってしまったと思いましたが、この人だと感じたのかもしれません。
私達は休みの関係で夜しか会えず、コロナ禍でお店が早く閉まるので2時間の食事デート、結婚観に触れたのは3回目です。実は3回目のデートで真剣交際へ進みたいと伝えようと決めていましたが、夫が言うと感じたのと4回目のデートの約束があったので我慢しました。
4.仮交際で確認しておきたい6つの結婚観
上記では価値観=結婚観を知っておこうと話をしましたが、一気に全部聞かなければいけないのではなく、お相手と話していくなかで触れていきましょう。
①仕事や働き方について
結婚後の仕事をどうするか?生活していく上でとても重要で、お互いがどう考えているか確認しておきましょう。
仕事を続けていきたいけれど、通勤時間、住まいなどで働き方を変えることもあります。
また将来的にキャリアやスキルアップを考えている場合は転職を視野に入れている、転勤がある職場など仕事は生活に欠かせないもの。
専業主婦(夫)、正社員かパートなど、お互いの考え方をすり合わせておくことは重要です。
唐突に聞くのではなく、仕事の話になった時に結婚後はどうしたいか聞いてみると良いでしょう。
自分の考えを押し付けるのではなく、お相手はどう考えているかを意識してみてくださいね。
②住まいのこと
お見合いの時に居住地など話をしていると思いますが、出身地や今の環境などの会話になった時に触れてみましょう。
お互いの居住地によって結婚後の住まいが変わりますし、男女問わず親と同居してほしいという方もなかにはいらっしゃいます。
持ち家、賃貸か購入、マンションまたは一軒家などお互いの希望や考え方があるので、仕事と合わせて確認しておきましょう。
③家事や子供のこと
生活には欠かせない家事ですが、炊事・洗濯・掃除など得意不得意があり仕事で週末にまとめてという方もいます。
お互いのスキルを確認しておく、仕事との兼ね合いや協力できるかなど聞いておくと良いでしょう。
またデートは外食やお茶をするので、金銭感覚や外食の頻度を知ることも出来ます。
デリケートな話にはなりますが、子供を希望するのであれば触れておきたいこと。
唐突に聞いてしまうとデリカシーがないと思われてしまうので、家族の話になった時に触れる方が良いでしょう。
子供が欲しいのならば、理想の人数や育児について話してみてください。
もう一度言いますがデリケートな話になるので、お相手の年齢や環境など考慮は必要です。
お見合いの時の話になりますが、唐突に子供は欲しいですかと聞かれ年齢的に出来ればとお伝えしたところ「そうですよね」と言われデリカシーのない人だなと思ったので、話す時は気を付けてください。
④金銭感覚について
金銭感覚は価値観と同じで、合わなければ生活をしていくことは出来ません。
お金の使い方、ローンや奨学金の返済、貯蓄についての考え方など触れておく必要があります。
倹約といえども節約とケチは違いますし、お金遣いの荒さなど人それぞれ違うので難しいところですが、真剣交際を考えるお相手ならば尚更確認しておかなければなりません。
衣食住の中でも外食、普段の食事に掛ける費用を確認することは必要なので、触れておきましょう。
お店の選び方でも金銭感覚が分かるひとつで、ファーストフードやファミレスばかり提案されるとお金を気にしているのかと思いますし、逆に高いお店ばかりだと遣い方が荒いのかなと感じてしまうので気を付けてください。
⑤普段の過ごし方
普段の過ごし方は、一番聞きやすく話しやすいと思います。
生活のリズム、休日の過ごし方、趣味、旅行、交友関係などからお相手のことを知ることも出来ますし、考え方を理解することにもなります。
お見合いでも話していますが、初デートはここから触れ始めると話がしやすく結婚観と思わなくても話せる内容です。
ペットを飼っていれば将来飼いたいか聞くことも出来ますし、趣味など聞いておけば次の予定を立てる時に役立ちます。
⑥連絡の頻度
必ず確認して欲しいのが『連絡の頻度』です。
仕事の時間帯が違うとなかなか連絡が出来ない、元々あまり連絡をしないタイプなど様々なので必ず聞いておきましょう。
仮交際はまだお付き合いしていない段階なのでLINEの頻度、内容に気を付けなければいけません。
連絡が遅い、早いだけで判断してしまう方がいますが、それはあなたの考え方であって相手は違うかもしれないということを頭の片隅に入れておきましょう。
「お付き合い出来て嬉しい」「早く会いたいです」など気持ちを伝えたいのは分かりますが、女性は特に距離感を気にする、警戒心を持っているので仮交際後すぐに送るのはダメ。
デート前に「お会いできるのを楽しみにしています」ならば男女問わず送ることが出来ますし、楽しみにしている気持ちが伝わります。
5.まとめ
今回は仮交際の結婚観についてお話ししましたが、真剣交際へ進んだ時はもっと踏み込んで話す必要があります。
4でお話しした結婚観を更に深くお相手と話し合いながらデートを楽しみ、スキンシップも交えながら成婚退会へ向けて進みます。
仮交際はお試し期間でもあるのでスキンシップはNGですが、デートや連絡のやり取りをしながらお互いの距離を縮めていきましょう。
私達は3回目で少し踏み込んだ結婚観を話しましたが日常生活や趣味、仕事の話はしていて、夫はカウンセラーへのデート報告は欠かさず相談やアドバイスをもらっていたそうです。
報告をもらえるとカウンセラーも状況の把握やアドバイスもしやすいので、デートの後は必ず連絡してくださいね。