1990年代後半から上昇傾向にあると言われている生涯未婚率。
なぜ現代の未婚化や晩婚化が進んでいるのか?結婚するにはどうしたらいいのか?
そもそも「生涯未婚率」という言葉の意味とは何なのか?各項目に分けて見ていきましょう。
目次
1.現状の生涯未婚割合
「生涯未婚率」とは
「生涯未婚率」とは一般的に50歳時点での未婚率を指します。
理由はいたってシンプル。
女性は50代に突入すると妊娠する可能性が低くなるからです。結婚と出産は深く関係しており、未婚率は将来の出生率に影響し、結果的に将来人口にも大きく影響します。そこで、結婚後に妊娠する見込みが小さくなる50歳を基準に「生涯未婚率」を定義しているようです。
しかし、この定義だと50歳以降はまったく結婚できないのでは?というような印象を受けます。
そのため、近年の晩婚化などの結婚観の変遷を加味して今後は「生涯未婚率」ではなく「50歳時未婚率」と呼称すると政府が正式に発表しました。50歳を過ぎても結婚できる可能性はまだまだありますよ!
しかし、50代、もっというと40代でも結婚するのはかなり難しくなってきているのが現状。この年齢に達してしまった方は少し力を入れて婚活を始めないとですね、、、、!!
実際の生涯未婚率(50歳時未婚率)はどれくらい?
※上のグラフは国勢調査を基に作成したものです。
1990年以降男女ともに急増していますね。
特に男性の50歳時未婚率は深刻で、2015年では4人に1人、このまま上昇し続けた場合2040年では3人に1人が50歳までに結婚できないというデータが出てしまっています。。。
50歳時点での未婚率はわかったけど、20代、30代、40代の未婚率はどうなの?となった方、次のグラフをご覧ください。
20代、30代、40代の未婚率
上のグラフが各年代別の未婚割合ですね。
例えば35~39歳の男性を見てみると、2015年時点で35%の方が結婚していないことがわかります。
でもこれ、逆に言えば65%の方はすでに結婚しているということ。
同じ年代の女性を見ると77%の方がすでに結婚しています。
平均的に見てあなたの高校のクラスメート40人のうち、すでに30人近くは30代で結婚しちゃってるということです、、、!!
2.結婚できない男性の特徴
では、どのような方が未婚のまま生涯を終えてしまうのでしょうか?
ここでは特に未婚率の高い男性の結婚できない特徴を11つ紹介させていただきます。詳しい記事に関してはこちらをご覧ください。
1.そもそも出会いが不足している
2.清潔感がない
3.上から目線
4.こだわりが強すぎる
5.自分の外見への頓着が薄い
6.自由を好んでいる
7.女性に求めるものが多い
8.自身の市場価値を見誤っている
9.女性経験が少ない
10.安定した収入がない
11.趣味の優先順位が高すぎる
12.決断を先延ばしにする
3.一生独身だとどうなる?
「一生独身でも構わない!!」という男性も中にはいらっしゃるかもしれません。
しかし、本当に生涯独身のメリット・デメリットを把握していますか?
一生独身のメリット(男性)
1.行動や生き方が自由(69.7%)
2.家族扶養の責任がなく気楽(26.7%)
3.金銭的に裕福(25.2%)
4.広い友人関係を保ちやすい(17.3%)
5.異性との交際が自由(7.2%)
6.住環境の選択幅が広い(6.3%)
7.現在の家族との関係が保てる(3.4%)
8.職業をもち社会との関係が保てる(2.8%)
一生独身のデメリット(男性)
1.老いたときに襲う孤独感
2.家族の支えがない
3.けがや病気をしたとき独りぼっち
4.周囲の目(結婚しないの?と急かされる等)
5.老後の不安
一生独身の場合、時間、お金に余裕ができるため自分の好きなことに没頭でき比較的自由な人生を送ることができるでしょう。
その反面、デメリットも多くありますね。
病気を例にとってみても、自宅で急に体調不良になったとき救急車を読んでくれる家族、入院中にお見舞いに来てくれる家族がいないというのは不安であり、さみしいものです。
また、自分の周囲で関わる人たちが家庭を持つことでだんだんと一人の時間が増えるでしょう。
親や友人には会うたびに結婚を催促されますがそのたびに曖昧な返事をして濁します。
老後は自宅で一人でいる時間が日常のほとんどを占め、今後の人生について金銭面や介護生活など深刻に考えなければいけません。
と、想像すると一人でいることが苦手な方にとっては苦しいものかもしれません。それでも、メリットも多くあるので自身に合った生き方をよく考えて選択するのがよいでしょう。
4.30,40代未婚男性が結婚するには
では30,40代の男性が結婚するにはどうしたらよいでしょうか?
結論、
「自身の市場価値を理解し、適切な環境下で正しい努力をする」ことが必要です。
「自身の市場価値を理解する」ことは婚活市場では何よりも大切です。いつまでも自分のことを客観視せずに理想を追い求めているうちに婚期を逃してしまうことは珍しくありません。自分の立ち位置を正しく理解し、努力すべき環境を定めましょう。
次に、「適切な環境下で正しく努力する」とはどういうことでしょうか?
例えば40代の男性が20代がメインユーザーのマッチングアプリで重課金をしながら毎日必死に婚活をしようとした場合、それは適切な環境で正しい努力をしているといえるでしょうか?
服装や髪形に意識を高く持ち、清潔感を保っていたとしても、自身の活動環境(職場や趣味など)が出会いの少ない場所であったらそれは適切な環境での努力とは言えるでしょうか?
結婚のために自身に足りないものを補えるような環境で女性に求められるための努力をする必要があります。
それでも婚活に対して「何もわからない、どうしていいかわからない」という方は,
ぜひ一度結婚相談所の「婚活婚活サポートMerry Marry(メリーマリー)」で無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか?
あなたに合った最適な婚活方法を一緒に探しましょう。