「顔は悪くないはずなのに」「コミュニケーションは苦手ではないのに」「収入は十分あるのに」どうしてモテないのだろう。結婚したいのになぜか一向に結婚できる気がしない。
今回はそんな悩みを抱えた男性に向けた記事になっております。
女性とお付き合いする・結婚するためにはまずは自身がどの程度男性としての魅力があるのか、またどこが不足しているのかを見つめ直すことが必須になります。
目次
1.男性が「結婚できない」環境要因と本人要因
結論から申し上げますと、見直すべき要因の優先順位は環境要因→本人要因の順です。
ここからは環境・本人要因に関して詳しく解説していきたいと思います。
一概に「結婚できないのはなぜだろう」と考えてみても、たくさんの要因がありすぎてどこから見直していけばよいのかわかりません。そこで、「結婚できない理由」を環境要因と本人要因に分けて考えてみましょう。
環境要因とは
「結婚できない理由」のなかで環境要因とはどのようなものをいうのでしょうか?
それは自身の能力や性格以外の環境面での理由を指します。
たとえば、結婚できない理由の一つに「女生との出会いが少ない」というものが挙げられます。これは自身の能力や性格とはまったく関係のない事象であり、自身の行動次第でいくらでも変化させることが可能です。
本人要因とは
「結婚できない理由」の本人要因とは、自身の能力や性格に直結しているものを指します。
もうすでにお察しの方も多いとは思いますがいわゆる「収入」や「清潔感」、「性格」などです。本人要因に関しても一定以上は自身の行動で変えることはできますが、例えば収入を短期間で倍にさせようというのはなかなか難しいですし、性格を急に強制しようとするのも無理があるため、この本人要因を完璧に克服するのはかなりの根気が必要になります。
そのため、この本人要因では、完璧に克服しようとするのではなく、見直せそうな部分を順に見ていき、少しずつ克服していくというスタンスが正しいでしょう。
2.なぜ環境要因の重要度が高いのか?
「結婚できない理由」を婚活視点のみで見たとき、環境要因とは何でしょうか?
それは
「出会いに恵まれていないこと」
これだけです。
独身男性の9割以上が結婚できない理由を聞かれた際に「出会いに恵まれない」と答えているというデータもあります。
(これは自身の本人要因を客観的に分析しきれていない方が多いため、この回答が多くなってしまっているとは思いますが、、、)
しかし、この「出会いに恵まれていないこと」は婚活市場ではなにを意味しているか分かりますか?
わかりやすく婚活をマラソンにたとえてみましょう。
あなたは「結婚」というゴールに向かって、ひたむきに走っています。しかし、この「出会いに恵まれていない」という状態は、
「マラソン大会に参加するための選手登録を済ませていない状態」だと思ってください。
マラソン大会に参加していないのにいくら頑張って走ったとしてもゴールはありません。まずはゴールの存在する「マラソン大会(出会いの場)」に選手登録をし、参加することが必要なのです!!
これが、本人要因よりも環境要因が重要な理由になります。
また、環境要因を自身で克服できれば、残った本人要因は結婚相談所等の婚活サービスで他者からの客観的なアドバイスをもとに改善できます。
3.男性が結婚できない理由12選
環境要因、本人要因の違いが分かったところで、それぞれにどんな具体例があるか見てみましょう。
そもそも出会いが不足している
まず初めに唯一の環境要因です。
これに関しては言わずもがな!
最も初めに解決すべき課題です。前述したように出会いの恵まれない環境において結婚を望むことはスタートラインにすら立てていない状況です。
とにかく行動することが先決です。様々な場所に行き、出会いを増やす事も大事ですが、最も効率的なのはやはり婚活ツールを利用することでしょう。
婚活ツールを利用して出会える方はほとんどの割合で結婚願望を持っています。
どうせ出会いを増やすなら結婚願望がある方たちと出会った方が効果的です。
ただし、出会いを増やす方法として30代、40代の皆さんには20代がメインユーザーの手軽にできるマッチングアプリよりも婚活パーティや合コン、結婚相談所などの媒体を推奨します。詳しくはまた別の記事で説明しますね!
ここから先はすべて「本人要因」となります。自分に不足する部分を見つめなおす機会にしていただければと思います。
清潔感がない
「清潔感」
これは女性が男性の外見に対して最も求めるものです。
なぜなら、清潔感は意識一つで必ず得られるものだから。
身長や性格や収入は意識しただけではほとんど変えられないですが、こと「清潔感」においては、誰でも身に着けることができます。
例えば、髪を整える、服のしわを伸ばす、髭を丁寧に剃る、靴を磨く、洗顔を怠らないなどなど、全て意識一つで簡単に変えられます。
むしろ「清潔感がない」とそのほかがどれだけ魅力的であろうと女性にとっては一発アウトなんてこともしばしば、、、、
「清潔感」は婚活にとって、いや、社会人にとってそれくらい重要度の高い位置づけとなっています。
上から目線
そんなこと言われなくてもわかっているよ!
と感じた方、分かります。皆さん「上から目線」は絶対悪だって分かっています。
でも知らず知らずに女性にとっては上から目線になってしまっていることがよくあるんです。
それは、「いらない説教をしてしまっているとき」です。
以下の例をご覧ください。
女性「実はこの前ダイエットの一環で断食を始めてみたんですよ~」
男性①「そうなんですね!断食ってしたことないので詳しく聞きたいです!」
男性②「なるほど、断食って健康に悪いからやめた方がいいですよ。本当に痩せたいなら有酸素運動が効果的ですよ。」
男性②は一発アウトかもしれません。この発言を放ったその瞬間から女性は自分と男性の間に大きな距離を設定し、その後男性がどんなに面白いことを言っても「上から目線の説教野郎」というレッテルを張ってしまうでしょう。
今回は極端な例ですが、自身の知識を披露し、かつ相手の為だと思って言っているはずが、女性にとっては「いらない説教」をしてくる「上から目線の男性」になってしまっているかもしれません。
女性に共感し、関心を示す男性①のような発言を心がけましょう。
こだわりが強すぎる
この点に関しては変えることは難しいかもしれません。
例えば、極度の潔癖症の方がいたとしてそれを「そのままだと結婚できないから潔癖症をやめてくれ」と言っても無理な話です。
しかし、そんなこだわりの強い人とは暮らしていけないだろうと考える女性が多くいることも事実です。
強すぎるこだわりを自覚している場合には
①同じこだわりを持つパートナーを探す
②少しだけこだわりの度合いを弱めて許容範囲を広げる
の二つに分けて考えてみてください。
自分の性格と相談しながら婚活を進めてみるといいでしょう。
あなたのこだわりは必ずしもすべての人にとってマイナスな印象を与えるわけではないので希望を持って頑張りましょう。
自分の外見への頓着が薄い
「清潔感を意識すること」と少し似ていますが、「自身の外見に頓着を持つこと」は自身の外見へ継続的に意識を向けることを指します。
初デートで清潔感をこれでもかというほど意識したとしても、2回目、3回目と回数を重ねるうちに
女性から「あれ?前回と同じ服を着ているな」「今回は髪の手入れが少し雑だな」と思われたら「この人は初回だけ気合を入れてくる人」と思われてしまいます。
あくまでも常に自身の外見に気を遣っているという姿勢を見せることが大事なのです。
常日頃から自身の外見に意識を向け、気を遣う習慣をつけましょう。
自由を好んでいる
結婚すると生活が一変します。今までの一人暮らしに慣れ切っている方は初めての他人との共同生活に困惑するかもしれません。そのため、自由を好む男性は女性に「この方と一緒に暮らすのは難しそうだと」思われがちです。
ただし、この「自由を好む傾向」は変えようと思って変えられるものでもありません。
結婚するという事はある程度の自由を犠牲にしていかなければなりませんから、それを許容できないとしたら難しいです。
結婚することが必ずしも正義とは限りません。生涯独身でいるというのも選択肢の一つです。
生涯独身であることのメリット・デメリットに関しては前回の記事で詳しく説明しているのでぜひそちらをご覧になってください。
それでもどうしても結婚したいという方は自身の性格と向き合い、それを許容し合えるパートナー探しに努めましょう。
女性に求めるものが多い
これは言い換えると「理想が高い」ともとらえることができます。
いやいや、僕は理想は高くないよ。ただ、ある程度のルックスがあって、ある程度料理ができて、僕のことを理解してくれて、共働きをしてくれて、子育てが好きそうな、、、、
なんて考えていませんか?
一つずつの要素の理想はそこまで高くなくとも多くを求めすぎればそれは「理想が高い」と言えます。
全てに当てはまる女性を探していたら婚期がどんどん遅れるだけです。
ある程度自分の中で「許容出来る事」「譲れない事」を明確にして優先順位をつけたうえで婚活に臨みましょう。
自身の市場価値を見誤っている
自分の市場価値を正確に把握していない場合も結婚しにくい傾向にあります。
婚活市場における自分の市場価値を過大評価しているとアプローチをかけた女性になかなか認めてもらえないかもしれません。
市場価値の高い男性とは、女性が結婚相手に求める条件を多く持っている男性のことを指します。
自分の市場価値を把握することは、結婚相手の女性に求める条件を見直すきっかけになります。
女性経験が少ない
「自信のある男性」「余裕のある男性」「包容力のある男性」
女性はこのような男性を強く好みます。
では、この自信・余裕・包容力はどこで培えるのでしょうか?
これは紛れもなく、今までの人生での女性経験でしょう。
経験が多ければ多いほど、女性の考え方や接し方を熟知しており、対応の引き出しを多く持ち、いかなる場面においても慌てることなく上手に女性とコミュニケーションをとることができます。
もう30代・40代だし、そんな経験今更無理だよ、、、
そう考えるかもしれません。
確かにその通りです。30代半ばを過ぎたら基本的に女性経験は増やそうと思って増やせるものではありません。
そのため、知識で補う必要があります。近年は情報社会で書籍やブログ、婚活サービスで女性の接し方や、女性の考え方を体系的に学べる媒体が数多くあります。今までの経験不足をそれらの媒体を活用して補っていきましょう。
本ブログでも、女性の考え方や接し方について発信していくのでぜひ定期的にチェックしてみてくださいね!
安定した収入がない
これは当たり前かもしれませんが、女性は収入が多い、つまり社会的に強い男性を好みます。
共働きが常識化した現代でさえその常識はいまだ健在です。
例えば、
妊娠中、自分が働けなくなって家計が苦しくなったらどうしよう。。。
などと女性は考えるわけです。
その不安を払拭できるほどの安定した収入は必要でしょう。
もし現在はそれだけの十分な収入が自分にはなかったとしても、近い将来更に稼げる将来性を示すことで女性に関心を持ってもらえるかもしれません。
趣味の優先順位が高すぎる
安定した収入はあっても、趣味にその収入をつぎ込んでしまうような男性と女性は結婚したいと思うでしょうか?
とくにパチンコ、競馬等のギャンブル。お酒やたばこ等の依存性の物に対して女性は嫌悪感を抱きがちです。
たしなむ程度ならまだしも、生活において趣味の優先順位が高すぎると家庭での収支が不安になりますし、家事育児の負担も増えるのではないかと女性は不安になります。
もしご自身に趣味の優先順位が高すぎるという自覚があるのならば、今からでもある程度趣味を抑制する癖をつけておくといいでしょう。
決断を先延ばしにする
結婚ができない男性の特徴として「決断を先延ばしにする」という特徴があります。
「まだもしかしたらこの人よりも素敵な女性に出会えるかもしれない」と婚期を遅らせるのです。
反対に女性は比較的決断力が男性よりもある傾向にあり、男性が悩んでいる間に相手の女性はその優柔不断さに嫌気がさしてしまい、別れを告げられてしまうなんてこともよくある話。そうなってしまったら時すでに遅し。もう二度とその方と結婚する機会はもらえません。
特に30、40代男性は年齢とともに婚活市場価値はガクっと下がっていきますから、決断を遅らせれば遅らせるほど損です。決断力に自信のない男性は今のうちに自分の中の軸を定めて妥協できる点と譲れない点を明確にしておきましょう。
4.まとめ
本記事の総括をすると以下の通りです。
・結婚できないのには環境要因と本人要因がある。
・まずは環境要因の方を優先すべき。
・本人要因は優先順位を定めて克服できるところから見直す。
以上になります。
環境要因・本人要因 どちらも婚活においてかなり重要ですのでもし婚活に行き詰ってしまった場合はこの記事を思い出してご自身を見直してみてくださいね!