さて、ファーストコールも無事に終わり、いよいよ初デートの皆さん。心の準備はできていますでしょうか?できていない方多いと思います(笑)
本記事は初デートの場所・時間は決まった前提で、「当日どんなことを話せばいいのか?」「どんなふるまいをしたらいいのか?」不安な女性の方向けの記事となっています。ここに書いてあることを読んで何となく頭の片隅においておくだけでも心に余裕ができますよ!

1.1回目のデートの目的

まずは何事も目的意識です。漠然と「初デート緊張するなぁ。。。」と思いながら臨むのと、しっかりと「今日はもっと相手との距離を縮めるぞ!」「相手のことをもっとよく知りたい!」等の目的を意識した方がより結婚に近付く初デートになります。

目的①お見合いでは分らなかった相手の「素」を引き出す

お見合いでは初対面ということもありお互いかなり気を遣っており、本当の自分を出せないまま終わってしまうことが往々にしてあります。そのため、初デート時に「お見合いとの印象が全く違った」なんてこともよくあります。そのせいもあってか初デートの成功率はおよそ30%とも言われています。かなり低いですよね、、、。

2回目に会う際はお見合いの時よりも緊張がほぐれ、自分の素を出してしまいがちです。その「素」に落胆してしまう方は少なくないのでしょう。しかし、結婚後あなたは常に素を隠して生活するでしょうか?結局大事なのは「そのお相手と充実した結婚生活を送れるかどうか」ですのであなたもその「素」をしっかりと見逃さずに、今後交際を続けるかどうかの一つの検討材料にしましょう。

目的②2回目のデートにつなげる

ある程度話してみて、「この方のことをもっと知りたい」「お付き合いしたい」と思ったのなら、今回のデートの目的は「2回目のデートにつなげる」ことに変更です。相手にもう一度会いたいと思わせるためのふるまいに徹しましょう。その際の会話術やふるまいについて今から解説していきますね!

2.1回目のデート、何を話したらいい?

まずは話す内容からです。2回目だからといっていきなり「子供は何人ほしいか?」「家は買うつもりか?」など結婚を前提にしたような内容はまだまだ早いです。まずはお見合い同様、当たり障りのない会話からしてみるといいでしょう。そのなかでお互いの「素」を出し、ある程度距離が縮まった段階で、より結婚に踏み込んだ話をしましょう。「じゃあ当たり障りのない会話ってなに?」と思いますよね(笑)それをいまから解説します。

食事に関連付けた会話

仮に初デートが2時間程度のディナーだったとしましょう。まずはメニューを見て「わあ、どれもおいしそう~迷っちゃいます(笑)」とか、相手がたくさん注文していたら「いろいろ食べれてうれしいですっ」とか、相手が迷っていたら「どれとどれで迷ってるんですか?」などなど、会話の引き出しはそれはもうたくさん溢れています。そして相手が選んだメニューは必ず肯定してあげましょう。「それ、私も気になってたんですよね!」「それもとってもおいしそうですね!」と話を振ってみましょう。外食は女性が男性をおだてる場、家庭でのごはんは男性が女性をおだてる場として認識しておくといい関係性が築けますよ!

そして、運ばれてきた料理には1つ1つにリアクションしましょう。グルメリポーターのように気の利いたことは言えなくても大丈夫ですから、「おいしそう~」「良いにおい!」「きれい!」とコメントしてみましょう。お通しやサラダでも「このドレッシング何だろう?」とか「これは何を使ってるんですかね~」など話を振ってあげましょう。そして一口食べて「ん~、おいしい!」とリアクションしましょう。

別々のものを注文していていた場合(例えばお店でお互いに違う種類の料理を頼んでいたとしましょう)、必ず2人の料理がそろってから食べるようにしましょう。あ、「いただきます」は忘れずにですよ(笑)そして、相手の注文した料理にも必ず「わ、それもとてもおいしそう」と言ってみましょう。よくお友達とお食事に行く方なら共感できると思いますが、注文したものに対して意図的に感想を言いながら食事をしますよね。その感覚と同じでまったく問題ありません。
とにかく、食事中は無言にならないこと。二人で黙って黙々と食べるのは絶対NGです!

現在→過去→未来の順で話してみよう

注文していた料理が届くまでの間や食事中は、現在→過去→未来の話題の順で話してみましょう。

「現在の話」は今の仕事の話や趣味の話など、お見合いの時も話したような内容です。
お互いのプロフィールもある程度把握しているはずなので前回のお見合いでは聞けなかったことやもっとよく知りたいことを話題にしてみましょう。現在のことは比較的話題としてはとっつきやすく、一番初めに話す内容としては最も適切でしょう。

そのままの流れで今度は「過去の話」について聞いてみましょう。「いままでどんな職場を経験してきたのか」「どんな学生時代を過ごしていたのか?」「何の部活をしていたのか?」などですね。過去はその人の為人を形成してきたものなので「素」を見つけ出すいい機会になるかもしれません。

そこまでで話が盛り上がったら最後は未来について話してみるのがいいでしょう。未来とはつまり「結婚」を含みますから話題としてはやはり終盤に持ってくるのがベストだといえます。席に着き、ある程度談笑して、いきなり「将来的にはどういう生活が理想ですか?」とは聞けないですよね(笑)現在→過去とお互い相手のことをある程度まで深く理解したうえで結婚を含む未来の話をするのが良いでしょう。

3.女性はどんな振る舞いをすべき?

話す内容が何となくイメージ出来たら次はどう振る舞うかです。お相手に「もう一度会いたい」と思わせるためにはどうしたらよいでしょうか?

聞き手に徹しすぎない

初デート後よくあるパターンとして、

男性「自分が少ししゃべりすぎてしまったな、、もう少し聞き手にまわればよかった」「相手の子はあまりしゃべってくれなかったな、楽しくなかったのかな」
女性「話を聞いてリアクションをとるので精一杯であまり自分の話ができなかったな、ちゃんとアピールできているか不安」「もっと自分の良さを知ってほしかった」
というのが多いです。

つまり、男性は話過ぎ、女性は話さなすぎパターンですね。
女性は確かに相手を尊重するために話を聞いて褒めるというのを意識しているかもしれません。それはとても素晴らしいことですし、男性を立てるというのはお付き合いするうえでも大切なことです。

しかし、そこにばかり気をとられてしまって自分の話ができない、アピールできないとなると、お相手に自分の良さを知ってもらえないばかりか、お相手を「今回のデートは楽しくなかったのかな」と不安にさせてしまいます。逆に男性は女性が楽しく話しているのを見るだけで安心感が得られるのです。
そのため、女性は「聞き手に徹しすぎない」ことを意識してみてください。あくまでも2人で会話を楽しむことが大事です。

リアクションは大きめくらいがちょうどいい

男性はとにかくリアクションの大きい女性には弱いです。自分は女性を楽しませることができていると安心しますし、その安心感から「一緒にいて心地がいい」という感情になります。リアクションの大きさ=本人の明るさ に直結しているので料理が運ばれてきた際にとびきりの笑顔で「おいしそう~!!」とうだけで男性は「この子は明るくて素直でいい子だな」という印象を受けます。

ただ、リアクションというのは自分で思っているほど相手には伝わらないものなので、普段より少しオーバー気味で構いません。若干恥ずかしさもあるかとは思いますが頑張ってみましょう!

「ありがとうございます」を絶対意識

お見合い同様、初デートの食事代も男性が支払ってくれることは多いです。その際は自分も支払う素振りを見せつつも相手を立て「ありがとうございます!」と感謝の気持ちを述べましょう。

お会計時以外も、感謝を伝える場面はたくさんあります。サラダを取り分けてくれた、お水を注いでくれた、店のドアを開けてくれた、上座を譲ってくれた、いろいろな場面で感謝を伝える機会があります。どんな些細なことでも必ず感謝の気持ちを伝えましょう。

「ありがとうございます」は相手にプラスの印象を持ってもらうために必要ですが、言わなかったときのマイナスの方がはるかに大きいことを理解しておきましょう。男性は意識せずとも「女性に何かをしてあげた」と感じた際に感謝の言葉を待ってしまっているのです。待っている言葉が返ってこないと印象はマイナスに転じてしまいます。そのため、感謝はもっとも基本的でもっとも重要な項目です。

4.まとめ

以上が初デートでの会話・ふるまい方【女性編】になります。基本的な食事マナーや服装などは熟知している前提になっていますので、それらの点でもし不安があるようでしたらまずはカウンセラーに相談してみてください。

初デートの目的意識、話す内容、ふるまい、これらを頭の片隅に入れておくだけで少し安心できると思います。ただ、この内容を全部暗記しようとしないでくださいね(笑)それだけであれもしなきゃ、これもしなきゃと焦ってしまいます。皆さん一人一人できる範囲で精一杯頑張ってみてください。完璧にこなそうとしなくて構いませんから、お相手との初めてのデートを存分に楽しんできてくだいね!