こんにちは、Merry Marryの米野純子です!
今回は結婚相談所独特の制度である
「仮交際」について解説していきます!

1.仮交際とは

「仮交際」とは結婚相談所で使われる言葉で、主にお見合い~真剣交際の間の期間を指します。
仮交際の一番の目的は「真剣交際をする相手を見極めること」です。

そのため、様々な人と比較しながら真剣交際のお相手を見極めるために仮交際期間中は複数人の方と仮交際をすることが推奨されています。「複数人交際」と聞くと驚かれるかもしれませんが、結婚相談所の会員は皆さんそれを前提に活動しているため、うしろめたさを感じる必要はありません。最も効率的に婚活を進めるための手段として最大限仮交際期間を活用しましょう。

2.仮交際の期間は?デートは何回くらい?

仮交際の期間は1,2か月程度が一般的です。
だらだらと長引かせるのはお互い時間の無駄になってしまいます。目安として1か月~2か月で「真剣交際に進む」か「お断りする」か結論を出しましょう。

仮交際中のデートの回数は人によってかなり幅があります。2回のデートで真剣交際に進む方もいれば10回デートしても真剣交際につながらない方もいます。割合的には5回程度のデートで真剣交際に進む方が最も多いです。

仮交際中のデートの目的は「この人と真剣交際をするかどうかを見極めること」なので、その目的が達成できた段階で仮交際を終了しましょう。

3.仮交際は複数交際可能。何人まで同時に交際できる?

同時に仮交際するのは2人を推奨しています。多くても3人までです。

複数人交際可能といっても、1度に5人も6人も同時にデートに行きつつ関係性を深めるのは一般的な社会人であるなら難しいです。

仮交際中はデートのスケジュール調整や、カウンセラーの報告など自分の時間をかなり浪費してしまいます。よほど恋愛上手で器用でない限りは複数人との仮交際は難しいでしょう。また、多くの人と同時に仮交際を行ったとしても、最悪の場合一人一人と関係を築けず、誰ともうまくいかないなんてこともあります。

4.仮交際の暗黙のルール

・仮交際中なのに1度もデートしないのはNG

おそらくほとんどの方がファーストコール時に次回デートの約束をしているとは思いますが、何らかの理由があってできなかった場合は必ずデートの約束をしてください。仮交際中にもかかわらず一回もデートをしない場合は結婚相談所によっては利用規約に反する行為として強制退会させれられてしまう場合がありますので気を付けましょう。

・直接「交際終了」を伝えるのはNG

仮交際中のお相手との交際を終了したくなった場合はトラブル防止の観点から直接伝えるのではなく、担当カウンセラー経由で交際終了の旨をお相手に伝えます。カウンセラー経由にすることで、直接は伝えづらい理由でも安心して交際を終了できます。

・成婚前交渉は禁止

ほとんどの結婚相談所では仮交際中の体の関係はNGとなっています。手つなぎやキスまではOKという相談所もあるので不安な方は担当カウンセラーに相談してみましょう。そのため、基本的には自宅デートもあまり推奨されていませんが、コロナ禍でデートできる場所や時間帯も限られてくるので、自宅デートを許可している相談所も最近は増加しているようです。ただ、泊りや旅行デートは禁止です。場合によっては「成婚退会」扱いをされてしまうので気を付けましょう。

・お相手の仮交際状況を探ってはいけない

「今何人の方と仮交際中なんですか?」この質問をしたいのはわかりますがぐっとこらえましょう。複数人交際可の仮交際期間にお相手が何人の方と自分を比較しているのかは気になるとは思いますが、言いづらいことを聞くべきではありません。常にお相手に配慮した交際を心がけましょう。

5.仮交際から真剣交際への移行手順

仮交際中にお相手と「真剣交際」したいという気持ちが定まったら、まずは担当カウンセラーにその旨を伝えます。その後、担当カウンセラーがお相手の相談所に真剣交際移行の意思を伝えます。そこでお相手も真剣交際を希望した場合、初めて真剣交際が成立します。

6.まとめ

以上が仮交際をする際に最低限知っておくべき知識になります。仮交際は「お相手を見極める期間」でもあり、「自分も見極められている期間」でもあるので、複数人交際していたとしても常にお相手への配慮や誠実さは忘れないようにしましょう。『仮交際』という結婚相談所独自の制度を最大限活用しながら最高のお相手探しをし、結婚まで最速で走り抜けましょう。